第二回定例会二日目に、大竹辰治区議の議員在職25年の表彰が行われました。以下大竹区議のお礼のあいさつです。
議員在職25年表彰に当たり、一言お礼の挨拶をさせていただきます。
本日はこのような場を持っていただきありがとうございました。また、25年間もの長い間、区議会議員としての職を続けさせていただけましたのも、支援者の皆様方のおかげであり、同様にこの議場におられる区議会議員の皆様や先輩議員の皆様のご協力があったからであります。心より厚くお礼を申し上げます。さらに、区長をはじめ幹部職員の皆様・職員の皆様にもお礼を申し上げたいと思います。
在職して25年になりましたが、今から思うと長いようで短い25年間でした。
私が当選した1991年は、失われた10年から20年今では30年と言われる、はじまりの年です。日本の経済が、バブルが崩壊し、右肩上がりから低成長期へと大きく転換された時期になりました。
大田区も、この年を前後して、基金は財政基金の取り崩しで減少に転じ、特別区債が地方債の大量発行で増加の一途をたどりました。この様な財政状況の中でも、区民のくらし第一にと、自治体の本来の役割を求めてきたこと。また、議会と行政は車の両輪でありますが、行政をチェックする議会の役割を果たし、議会の権能を強化すためにも微力を尽くさせていただきましたことに、いささか自負しています。
議会は言論の府といわれるように、議会活動の基本は言論であって、言論には言論で、決して力によって押さえつけるものではありません。また意見が違うからと言って、これまた力によって押さえつけるものでもありません。どんな問題でも、すべて言論によって決定されるのが議会の真の在り方です。
大田区政には引続き課題が山積しております。今後とも微力ではありますが、主権者である区民の幸せの実現のための大田区を築きあげていくために、全力で努力を続ける所存です。
今後とも、ご指導、ご鞭撻を心からお願いいたしまして、お礼のあいさつとさせていただきます。本日はまことにありがとうございました。