区民の税金で建設・運営の臨海斎場火葬料値上げ中止を

  • 2014年7月18日
  • 2014年7月23日
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7月15日の地域・産業委員会で臨海斎場の火葬料の値上げが報告されました。現在23,000円を34,500円に11,500円の値上げになり、来年4月1日から実施になります。
現在実際にかかっている金額は38,400円となっているが激変緩和で34,500円にしたとの説明です。将来的には実際にかかっている料金まで引き上げていく、当面は3年間の経過を見て判断するとのことでした。また、火葬需要に応えるため火葬炉改修を行い、来年から予約枠を25から28に増やし、将来的にはすべての炉の改修で35枠まで拡大すること。災害に強い臨海斎場を目指すための施設の改善の実施が説明されました。
委員会で大竹辰治区議は、16年前の2008年8月に火葬場の共同建設に向けて協議を進めていた大田、港、品川、目黒、世田谷の5区が合意をし、臨海斎場の建設がすすめられました。このこと受けて、本会議で臨海斎場の問題を取り上げ、火葬料や炉の問題について質問・提案しました。
まず料金の問題では、16年前にも質問で南多摩斎場、立川・昭島・国立斎場が住民には火葬料が無料になっていることを取り上げており、現在も無料なので、値上げをしないこと、税金で建設された斎場なのでむしろ無料にすべきと求めました。
また、炉の改修と同時に、炉を増やす計画も作って、火葬需要に応えるべきと求めました。
大田区は、毎年関係5区と運営費・償還金(建設費)の分担金を負担しており、今年度は3億円余です。区民の税金で建設された斎場ですから、今後も利用料は無料・安価であるべきと求めていきます。

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