党区議団は、3月25日松原区長に、新空港線「蒲蒲線」整備計画中止を求める緊急要望しました。
東京都は3月6日、都内で優先して整備すべき鉄道5路線を発表しましたが、「JR東日本羽田アクセス線」が選ばれ、大田区の新空港線「蒲蒲線」は入りませんでした。
新空港線は東急多摩川線の全駅を通過するだけで、沿線住民の利便性は向上しません。 また、1月発表の新大田区案では、東急線が京急蒲田駅まで延伸し、羽田空港まで乗り入れることが提案されていますが、乗客の8~9割は池袋や渋谷方面から直通で来るなど大田区を通過する利用者で、区内の活性化は保障されません。
マスコミなどで報道された「採算や建設費が不明」「整備主体が未定」ということは、対応した副区長も認めました。
党区議団は、このような実現不可能な整備計画は中止し、20億円の積立金はやめて、認可保育園や特養ホームの増設、高齢者の医療費無料化や国民健康保険料、介護保険料の引き下げなど区民施策に使うことを求めました。