区議会議員の海外親善訪問に反対


第三回定例会で、区議会議員の海外派遣について議決がされ、党区議団は反対しました。以下党区議団が行った反対討論です。

日本共産党大田区議団を代表してただいま上程されました、セーラム市親善訪問調査10月17日(月)~23日(月)7日間、目的は友好親善の促進を図り、産業・教育の実情調査し区政に反映させる、派遣議員は、伊東議員、塩野目議員、押見議員、鈴木議員、深川議員(自民5人)、松本議員、末安議員(公明2人)、岡議員(民進1人)

大連市親善訪問調査(10月25日(火)~10月28日(金)4日間、目的は、友好親善を図り、産業・教育の実情調査し区政に反映させる、派遣議員は、松原秀議員、高瀬議員、大森議員、伊佐治議員(自民4人)、岡元議員、勝亦議員(公明2人)、黒川議員(民進1人)

親善訪問調査に伴う議員の派遣について、ドイツ連邦・ハンガリー・英国親善訪問調査、10月30日(月)~11月6日(月)8日間、目的は、中学生派遣をしている都市で、産業・教育の実情調査し、区政に反映させる、岸田議員、松原茂議員、長野議員、渡司議員、高山議員(自民5人)、秋成議員、玉川議員(公明2人)、松原元議員(民進1人)の議員派遣について反対の討論を行います。

党区議団は、友好都市、姉妹都市との交流促進に反対してはいません。しかし、友好親善訪問が親善訪問調査と一緒になって、ヨーロッパなどの多額の予算をかける視察と一緒になってしまいました。

反対する第1の理由は、アベノミクスによる物価高や子どもの6人に1人が貧困という社会問題、また、決算に表れているように区民の皆さんは消費税5%から8%の値上げの負担増で生活が厳しくなっている事、住民税、国保料や保育料を納められない人たちから、厳しく取り立て収納させ税収を上げるなど、区民が汗水流して納めている大切な税金を使って行くからです。また、その大切な税金を使って行く切実な内容がありません。

反対する第2の理由は、今年度の海外派遣は自民党が16人中14人、公明党が12人中6人、民進党が4人中3人計23人が参加します。昨年は24人でした。昨年と同じところに行く方が3人います。海外派遣の旅費は任期4年間の中で50人が1回参加する予算が組まれていることがこれまでの常識です。ところが、伊藤議員、塩野目議員、高瀬議員、松原秀議員、大森議員、松原茂議員、押見議員、松原茂議員、伊佐治議員、深川議員、渡司議員、高山議員、勝亦議員、秋成議員、玉川議員、岡議員、黒川議員、松原元議員は、昨年に続いて2回目です。これまでには考えられないことです。予算が組まれれば当然のように計画し、いかない議員の分を使って2回目も行くということは、区民に理解されません。

反対する第3の理由は、親善訪問調査は、区政の政策に反映されなければなりません。例えば、セーラム市の視察で少人数学級を評価する発言を幾度か聞いてきましたが、大田区の政策に反映されもせず、35人学級の実現を等の陳情に反対してきました。町工場も減少するのに対し、産業の実情を調査し、研究するとしていますが、海外視察をした結果を条例など一度も出していません。いくら視察しても政策に反映されません。

第4の理由は、政治と金の問題です。兵庫県の県会議員、舛添都知事、都議会自民党、公明党、民進党議員がリオのオリンピック・パラリンピック視察を断念、自民党都議会議員の政務活動費と新年会費の問題、富山市議会議員の政務活動費の不正請求など後を絶ちません。議員自ら税金の使い方を常に精査し、みずから慎むべきです。

 第5の理由は、10月17日から11月6日の日程が優先され、行政視察、常任委員会、特別委員会の日程が変更されることです。

第6の理由は、親善訪問調査後の報告は区民にはなく、区民への説明責任がなされていません。

第7の理由は、中学生の海外派遣は学校規模にかかわらず男女ひとりずつの参加です。毎年の議員派遣を中止し、この予算で子どもたちの派遣人数を増やすことなどの提案をすることです。

第8の理由は、一人あたりの予算も示さず、情報が明らかではないことです。区民への説明責任が果たせていません。

税金は区民の暮らし営業応援に使うことであり、区議会議員の税金のムダ使いを許さない考えから反対し、中止を求めるものです。

以上で討論を終わります。

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